2025/12/16 20:31


アトリエ・ンーメお医者さんの白衣」「テーラードカラージャケットの縫い方をご紹介します。

※「テーラードカラージャケット」は「お医者さんの白衣」の派生パターンのため、作り方は共通です。

用意するもの

型紙に沿って生地を裁断してください。

前身頃 左右対称に2枚
後ろ身頃 1枚 ※後ろ中心は「わ」で裁断
前見返し 左右対称に2枚
後ろ見返し 左右対称に2枚
 左右対称に2枚
表襟 1枚
裏襟 1枚 ※バイアス裁ち
ポケット 1枚 ※「お医者さんの白衣」のみ

ボタン 21㎜ 3個
※生地が分厚い場合は、飾りボタン3個+マグネットホック3組 を用意するのがおすすめです。(工程18)

接着芯 襟や見返しなどに適宜ご使用ください。
 

★「お医者さんの白衣」のお名前刺しゅうは、完成後にどうぞ。
裁断時に案内線のみ写しておき、完成後に縫いあがりのゆがみなどとバランスをとりつつ刺しゅうするのがおすすめです。



(1)ポケットを縫う ※「お医者さんの白衣」のみ

ポケットの上端を1㎝→1.5㎝の3つ折りにし、端から2㎜のところにステッチを入れます。
その他3辺は、縫い代幅1㎝で折っておきます。

角の丸みはアイロン定規のR2がぴったり。

(2)前身頃にポケットをつける ※「お医者さんの白衣」のみ

前身頃の型紙のポケット位置に沿ってポケットを縫い付けます。端から2㎜のところにステッチしてください。
このとき、縫い始めと縫い終わりは図のように三角にすると、補強になります。

(3)身頃の肩線を縫う

前身頃と後ろ身頃の肩線を縫いしろ1cmで縫い、ロックミシンで端処理します。
縫いしろは後ろ身頃側に倒します。


▼お好みにもよりますが、ここで後ろ身頃側にステッチを入れておくとカジュアルな感じになります。
ステッチ幅は5㎜くらいがおすすめです。こちらの生地はコットンツイード。


▼ウールで縫ったときは、きれいめに仕上げたかったので、極力ステッチや縫い目を目立たせないように仕上げました。そのため、肩のステッチも入れていません。以降、この手の話がたまに出てきます。


(4)見返しの肩線を縫う

前見返しと後ろ見返しの肩線を縫い代1cmで縫い、ロックミシンで端処理します。
縫いしろは後ろ身頃側に倒します。

(生地が厚い場合はごわつくので、前身頃側に倒して、工程(3)と互い違いにするのも手です。)


(5)見返しの端処理をする

見返しの生地端をロックミシンで処理します。ピンク色の線の部分です。


(6)袖をつける

袖と身頃を中表に合わせて、縫いしろ1㎝で縫い、ロックミシンで端処理します。


(7)袖口を折る

袖口は1㎝→1.5㎝の3つ折りにし、アイロンをかけておきます。


(8)袖下~脇を縫う

袖下から脇を中表に合わせ、縫いしろ1㎝で縫い、ロックミシンで端処理します。
縫いしろは後ろ身頃側に倒します。


(9)袖口を縫う

先ほど工程(7)で三つ折りにした部分を縫います。端から2㎜のところにステッチを入れてください。


※ステッチを入れるとカジュアルになるので、もしきれいめに仕上げたい場合は、表に縫い目が出ないよう手縫いでまつるのがおすすめです。


(10)見返しに表襟をつける

この工程はミシンの縫い目を細かめにするのがおすすめです。

まず、前見返しと表襟の、点A点B(=襟付けどまり)を型紙から写し取ります。

見返しと表襟を中表に合わせ、点B(=襟付けどまり)から点Aまで縫いしろ1cmで縫います。


点Aの前見返し側に切り込みを入れます。下図の青の線です。深く切りすぎないように注意。仕上がり線少し手前までの切り込みにしてください。


点Aから逆側の点Aまでを縫いしろ1㎝で縫います。


縫いしろには1㎝間隔くらいで切り込みを入れ、割っておきます。切り込みを入れるのは、ひっくり返したときにカーブがきれいに出るためです。



(11)身頃に裏襟をつける

身頃と裏襟を中表に合わせ、工程(10)と同様にして、縫いしろ1cmで縫います。
縫い目はやはり細かめの方がおすすめ。


(12)身頃に見返しを縫いつける

身頃と見返しを中表に合わせ、まず点B(=襟つけどまり)~裾までを縫いしろ1cmで縫います。
点Bの部分の縫いしろは襟側に倒して、縫いこまないようにします。ここで注意ですが、


【!】身頃の裾と見返しの裾とはそれぞれ縫いしろが違います。身頃の裾は下から2.5㎝、見返しの裾は下から1㎝のところに仕上がり線があるので、まずはそこを合わせてから待ち針でとめてください。

(つまり裾が1.5㎝ずれていれば正解です。)


縫い終わったら、裾の縫いしろは下図のようにカットしておきます。


(13)表襟と裏襟を縫う

表襟と裏襟を中表で合わせ、点B(襟つけどまり)~逆側の点B(襟つけどまり)までを縫いしろ1㎝で縫います。
今度は、点Bの部分の縫いしろを前見返し側に倒して、縫いこまないようにします。


角はカットしておくとひっくり返したときにきれいです。


(14)裾上げをする

見返しを表に返し、裾を1㎝→1.5㎝の三つ折りにします。端から2㎜のところにステッチを入れます。

※ステッチを入れるとカジュアルになるので、もしきれいめに仕上げたい場合は、表に縫い目が出ないよう手縫いでまつるのがおすすめです。↓


(15)ステッチを入れる

下図のピンクの線の位置にステッチを入れます。端から5㎜くらいのところがおすすめです。ただ、ステッチを入れるとカジュアルになるので、きれいめに仕上げたい場合はいれなくてもいいと思います。

※都合上、ボタンをつけたあとの写真を使いましたが、ボタンをつける前でないとステッチしにくいです。


(16)肩と後ろ中心を縫いとめる

見返しが浮いてこないよう、数か所手縫いで縫いとめておきます。【見返しの肩と身頃の肩】、【見返しの後ろ中心と身頃の後ろ中心】は最低限必要かと思います。


(17)ラペルを折る

折り返し線でラペルを折り、アイロンをかけます。


ちなみに…ネオプリーツという商品を使うとかなりラペルがきれいに保てます。うまく使えるかどうかは生地にもよると思うので、ご自身でよくご確認の上お使いください。


(18)ボタンをつけ、ボタンホールを開ける

前身頃の所定の位置にボタンをつけ、ボタンホールを開けます。
生地が厚い場合は、飾りボタンを所定の位置につけたあと、下図のようにマグネットホックを縫い付けるのもおすすめです。